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バーバリーの古着はなぜ安いのか、理由が気になって検索した方は多いのではないでしょうか。ハイブランドとして知られるバーバリーですが、古着市場では比較的手が届きやすい価格帯のアイテムも見られます。
その背景には、日本での展開の歴史が関わっています。この記事では、バーバリーの日本における歴史と、本国イギリスのバーバリーとの違いについて解説します。ぜひバーバリーの古着選びに活かしてくださいね。
バーバリーの古着が安い理由とは

バーバリーの古着が安い理由として一般的に語られるのは、大きく分けて二つ挙げられます。一つは、日本で流通してきたバーバリーの古着の多くが、英国バーバリー本社の直営ラインではなく、三陽商会がライセンス契約のもとで企画・生産していた商品であるという点です。ライセンス生産品は本国の直営品とは製造主体や企画の出どころが異なるため、ブランド本体の直営品ほどの希少性やステータス性が評価されにくい傾向があります。
もう一つは、2015年に三陽商会と英国バーバリー本社とのライセンス契約が終了し、それ以降は新規供給が止まっていることです。契約終了までの約45年間に量産されたブルーレーベルやブラックレーベルなどのアイテムが、現在も古着市場に多く出回っているため、需給のバランスから価格が抑えられやすいと考えられます。
なお、ライセンス生産だからといって品質が劣るわけではありません。日本人の体型や好みに合わせて企画された商品であり、古着市場での評価のされ方が直営品とは異なるという点が理由の中心だと言えます。
バーバリーの日本展開とライセンス生産の歴史

チェックポイント
・三陽商会による輸入からライセンス契約へ
・ブルーレーベル・ブラックレーベルの人気とバーバリーロンドン
三陽商会による輸入からライセンス契約へ
バーバリーが日本に本格的に紹介されたのは1965年、三陽商会が英国バーバリー社のコートの輸入販売を始めたことがきっかけとされます。ただし、輸入品はあくまで英国本国の仕様でつくられていたため、サイズ感が日本人の体型に合いにくく、価格も高額になりがちだったといわれます。
こうした課題を受けて、1970年に三陽商会は英国バーバリー社とライセンス契約を締結しました。これにより、日本人の体型や好みに合わせて商品を企画・生産する体制が整い、いわゆる「バーバリー・ロンドン」などのライセンスラインが日本国内でスタートしたのです。
ブルーレーベル・ブラックレーベルの人気とバーバリーロンドン
1996年には若い女性向けの「バーバリー・ブルーレーベル」、1998年には若い男性向けの「バーバリー・ブラックレーベル」が展開され、日本国内で大きなブームとなりました。チェック柄のアイテムやトレンチコートを中心に、幅広い世代に浸透していったとされます。
一方で「バーバリー・ロンドン」は、これらの若者向けラインとは別に、英国本家の正統なスタイルを意識した大人向けのラインとして展開されていきました。同じバーバリーという名前を冠していても、ラインによって狙う客層やデザインの方向性が異なっていた点は、古着として選ぶ際にも押さえておきたいポイントです。
ライセンス生産品と英国本国品の違い

チェックポイント
・「バーバリー・ロンドン」に見る仕様の違い
・2015年のライセンス契約終了とその背景
「バーバリー・ロンドン」に見る仕様の違い
ライセンス生産と聞くと、本国のオリジナルをそのまま忠実に再現しているものだとイメージされがちです。しかし実際には、ファッション業界のライセンスビジネスでは、日本側の企画・デザインによって作られ、本国ブランドの許可のもとで「バーバリー」として販売される形態も少なくありません。
例えばコートの撥水加工の方式などにおいて、英国本家の直営品と日本のライセンス生産品とで仕様が異なっていた例もあるといわれます。こうした違いは品質の優劣を意味するものではなく、日本の気候や着用シーンに合わせた独自の工夫が加えられていたケースもあると捉えるほうが実情に近いようです。
2015年のライセンス契約終了とその背景
三陽商会と英国バーバリー本社との間で約45年間続いたライセンス契約は、2015年に終了しました。背景としては、英国バーバリー本社がグローバル戦略を見直し、世界中でブランドイメージを統一する方針を取ったためとされています。
実際に三陽商会が発表した当時の経営計画資料や適時開示情報でも、2015年6月をもってバーバリー社とのライセンス契約が終了することが公式に明記されています。現在、ブルーレーベルやブラックレーベルはそれぞれ、「ブルーレーベル・クレストブリッジ」と「ブラックレーベル・クレストブリッジ」へとリブランディングされています。
この契約終了以降、日本向けのライセンス生産による新規商品の供給はなくなりました。そのため、それ以前に生産されていたブルーレーベルやブラックレーベルなどのアイテムは、いわば「その時代にしか手に入らない商品」として、古着市場で継続的に見かけられる存在になっています。
古着として選ぶ際の注意点・見分け方の視点
バーバリーの古着を選ぶ際は、まずタグや品番からどのラインの商品かを確認しておくと安心です。ブルーレーベル、ブラックレーベル、バーバリー・ロンドンなど、ライセンス生産時代のラインは複数存在し、それぞれデザインの方向性や当時の客層が異なります。
また、2015年のライセンス契約終了より前に生産された商品か、英国本社が直接手掛ける現行ラインの商品かによっても、古着市場での評価のされ方は変わってきます。価格が手頃だからといって一律に品質が劣るわけではなく、生産時期やライン、コンディションを踏まえたうえで、自分の用途に合ったアイテムを選ぶという視点が大切です。
なお、バーバリーのような国際的有名ブランドの古着やセカンドハンド品をインターネット等で購入する際は、偽ブランド品や模倣品によるトラブルにも注意が必要です。購入前には信頼できる専門店の鑑定済み商品であるかを確認するなど、自己防衛の意識を持つことが推奨されます。
よくある質問(FAQ)

チェックポイント
Q. バーバリーはハイブランドですか?
Q. バーバリーの古着の相場はどれくらいですか?
Q. バーバリーは何歳向けのブランドですか?
Q. 古着を選ぶときにラインの違いをどう見分ければよいですか?
Q. バーバリーはハイブランドですか?
A. バーバリーは英国発祥の高級ブランドとして知られ、トレンチコートやチェック柄のデザインで世界的に評価されています。日本国内ではかつてライセンス生産による幅広い価格帯の商品展開もあったため、直営の高級ラインとライセンス生産ラインとで受け止められ方に幅がある点は理解しておくとよいでしょう。
Q. バーバリーの古着の相場はどれくらいですか?
A. 古着の相場はアイテムの種類やライン、コンディション、販売店によって幅があり、一律の金額を示すことは難しいのが実情です。ある古着専門店ではブルーレーベルなどのTシャツ類が数千円程度の例も見られますが、市場全体の統一相場ではない点に留意が必要です。
Q. バーバリーは何歳向けのブランドですか?
A. バーバリー・ブルーレーベルやブラックレーベルは展開当初、若い世代を主なターゲットとしていたとされますが、現在は年代を問わず幅広い層に親しまれています。トレンチコートなど定番アイテムは年齢を選ばず着用しやすいデザインといえるでしょう。
Q. 古着を選ぶときにラインの違いをどう見分ければよいですか?
A. タグに記載されたブランドロゴや品番、縫製の仕様などから、どのラインの商品かをある程度確認できます。判断に迷う場合は、古着の取り扱いに詳しい専門店に相談するのも一つの方法です。
まとめ

バーバリーの古着が安い理由には、三陽商会による約45年間のライセンス生産の歴史と、2015年の契約終了以降に新規供給が止まっている一方で当時の量産品が古着市場に多く出回っているという背景が関係しているとされます。ライセンス生産品は英国本社の直営品とは製造主体が異なるため、古着市場での評価のされ方に違いが出やすい点も理由の一つです。
もっとも、ライセンス生産だからといって品質が劣るわけではなく、日本人の体型や好みに合わせて丁寧に企画されてきた商品でもあります。古着を選ぶ際は、価格の手頃さだけで判断するのではなく、ラインや生産時期、コンディションを確認したうえで、自分の用途や好みに合ったアイテムを見極めることが大切です。