古着はなぜ高い?古着ブームの裏側と損しない選び方【相場・ブランド・今後の価値】

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古着はなぜ高い?古着ブームの裏側と損しない選び方【相場・ブランド・今後の価値】

「古着って、なんでこんなに高くなったの?」
昔の「古着=安いお宝の山」というイメージのままお店に行くと、値札を見てびっくりしますよね。新品より高いTシャツ、何万円もするデニム…。正直、「それなら新品買うわ」と思ってしまう気持ちもよくわかります。

でも、古着はなぜ高いのか、その理由を知っていくと、単に値段が釣り上がっているだけではないことも見えてきます。世界的な古着人気、減っていく良質な服、お店側の手間とコスト、そしてコレクターたちの熱い視線…。一方で、「古着の良さがわからない」「値段が高いのか安いのか判断できない」という声もたくさんあります。

この記事では、「古着はなぜ高い?」というモヤモヤを出発点に、古着の値段の仕組み、古着相場の考え方、古着買ってはいけないアイテムの見分け方、これから価値が上がる古着のヒントまで、まとめてわかりやすく解説します。読み終わるころには、古着屋で値札を見るときの目線が、少しだけプロっぽくなっているはずです。

古着はなぜ高いのか?値段が上がっている本当の理由

古着を漁る女性

チェックポイント

・「古着はなぜ高いのか」と言われる3つの背景
・古着はなぜ人気なのか?ブームが続く理由
・新品より古着が高いアイテムが生まれる仕組み
・古着の値段の決まり方:ブランド・年代・状態・希少性
・古着の良さがわからない人が見落としているポイント

「古着はなぜ高いのか」と言われる3つの背景

「古着って昔はもっと安くなかった?」「リサイクルなのに高すぎない?」と思ったこと、ありませんか。古着はなぜ高いのかには、大きく3つの理由があります。①そもそも良い古着自体が減っていること、②世界的な古着人気で取り合いになっていること、③お店側の手間とコストが昔より増えていることです。この3つが合わさることで、昔のイメージのままの「古着=激安」という感覚と、今の価格とのギャップが生まれています。

まず①の「良い古着が減っている」という点。90年代のアメカジや、昔のハイブランド、質の良いウールコートやレザージャケットなどは、そもそも作られていた数が限られています。さらに、すでにボロボロになって捨てられたものも多く、今でもきれいな状態で残っている服はかなり貴重です。数が少ないものはどうしても値段が上がりやすく、古着相場も年々じわじわ上がっています。

次に②の「世界的な古着人気」。日本だけでなく、アジアやヨーロッパでも古着は大人気です。海外バイヤーが日本に買い付けに来たり、日本のバイヤーが海外の倉庫で良い古着を争奪戦のように仕入れています。古着はなぜ人気なのかというと、「誰ともかぶらない」「環境にやさしい」「昔のデザインが逆に新しい」といった理由があり、その結果、需要が一気に増えました。需要が増えれば価格も上がるのは自然な流れです。

最後に③の「お店側のコスト」。1点ずつ洗濯やクリーニング、検品、補修、タグ付け、撮影、サイズ採寸…と、古着は新品よりも手間がかかります。さらに、倉庫代や人件費、輸送費も上がっているので、その分が値段にのってきます。こうした背景を知ると、「なんで古着はこんなに高いの?」という疑問も、少し現実的に見えてくるはずです。

古着はなぜ人気なのか?ブームが続く理由

古着はなぜ人気なのか。単に「安いから」だけでは、ここまでブームは長続きしません。今の古着人気には、ファッションの流行だけでなく、価値観の変化や社会問題への意識も関係しています。大きく分けると、①個性を出しやすい、②サステナブル(環境配慮)の観点、③昔の服ならではの質の良さや雰囲気、この3つが大きな理由です。

まず①の個性。ファストファッションや人気ブランドの新作は、どうしても人とかぶりやすいですよね。古着は一点物が多く、同じプリントTシャツや同じ色褪せ具合のデニムに出会うことはほぼありません。「人と同じはイヤ」「自分だけのスタイルを作りたい」という人にとって、古着はぴったりの選択肢です。古着の良さがわからないという人も、一度「これだ!」と思える1着に出会うと、考え方がガラッと変わることも多いです。

次に②のサステナブルという面。服の大量生産・大量廃棄が環境問題として取り上げられるようになり、「新品を買い続けるだけじゃなく、今ある服を大事に着る」という考え方が広まってきました。その流れの中で、「古着を選ぶこともエコな行動」という価値観が若い世代を中心に浸透し、古着人気を後押ししています。

そして③の「昔の服ならではの良さ」。80〜90年代のスウェットやデニムは、生地が分厚くて長持ちするものが多く、今の大量生産品とは作りが違います。少し色落ちしていたり、プリントがひび割れていたりするのも「味」として楽しまれています。古着ブーム終わりと言われることもありますが、こうした価値観の変化を見ると、一時的な流行というより、定番の選択肢として定着していると言っていいでしょう。

新品より古着が高いアイテムが生まれる仕組み

「え、これ新品より高いじゃん…」そんな古着を見てびっくりしたことがある人も多いはずです。なぜ新品より古着が高いのか。その背景には、「コレクター需要」と「再生産できないデザイン」の存在があります。つまり、その服はただの中古品ではなく、「今は手に入らない作品」として扱われているのです。

例えば、昔のナイキやアディダスのスニーカー、90年代のシュプリーム、ヴィンテージのリーバイス501などは、当時のオリジナルが特別視されています。ブランド側が復刻版を出しても、細かなディテールや素材が違うことも多く、「本物の当時物」はコレクターにとって別格です。数が限られていて、欲しい人が多いものは、オークションのように値段がどんどん上がり、新品価格を軽く超えてしまうことも珍しくありません。

また、当時はそこまで人気がなかったデザインが、後から再評価されて高騰するパターンもあります。映画やドラマ、インフルエンサーの着用をきっかけに「これ欲しい!」となり、一気に価格が上がることもあります。これから価値が上がる古着を狙う人は、この「後から評価される可能性があるデザイン」を探しています。

さらに、古着屋側もオークションサイトや海外の取引価格をチェックしており、人気アイテムはそれに合わせて値付けされます。昔のように「たまたま安く見つかるラッキー」は減りつつあり、相場はかなり情報化されています。こうした仕組みを知っておくと、「なんでこんなに高いの?」と驚くだけでなく、「これはコレクター価格なんだな」と理解できるようになります。

古着の値段の決まり方:ブランド・年代・状態・希少性

古着の値段は適当につけられているわけではなく、いくつかのポイントを元に決まっています。ざっくり言うと、「ブランド」「年代」「状態」「希少性」の4つです。この4つのバランスで古着相場が決まるので、買う側もここを意識すると、値段が妥当かどうかをある程度判断できるようになります。

ざっくり整理すると、こんなイメージです👇

評価ポイント具体例価格への影響
ブランドナイキ、リーバイス、ラルフローレン、ハイブランドなど人気ブランドほど上がりやすい
年代60s、70s、80s、90sなど古いほど希少で高くなりやすい
状態汚れ、ダメージ、色落ち、サイズ感良い状態ほど高いが、味として評価されることも
希少性生産数が少ない、レアカラー、コラボモデルコレクター人気で一気に高騰することも

例えば、無名ブランドでも60年代のワークジャケットで状態が良ければ、そこそこ高い値段がつきます。一方、有名ブランドでも現行品に近い年代でダメージが大きいものは、思ったより安いこともあります。また、少しのダメージや色褪せが「味」としてプラス評価されるジャンル(デニムやミリタリーなど)もあり、一概に「きれい=高い」とも言い切れません。

古着の値段が安いからといって即買いするのではなく、「なぜこの値段なのか?」を考えるクセをつけると、買い物の失敗が減ります。自分なりの基準で、「ブランドはそこまで重視しないけど、状態は妥協しない」など、優先順位を決めるのもおすすめです。

古着の良さがわからない人が見落としているポイント

「古着の良さがわからない」「ただのボロい服にしか見えない」という声もよく聞きます。実は、それは感覚が鈍いとかセンスがないわけではなく、見るポイントを知らないだけのことも多いです。古着の良さがわからない人がよく見落としているのは、「ストーリー」「素材・作りの良さ」「今の服との組み合わせ」この3つです。

まず「ストーリー」。古着は、誰かがどこかで着てきた服です。ミリタリージャケットなら兵隊が着ていたかもしれませんし、企業ロゴのスウェットなら、当時のスタッフユニフォームかもしれません。タグに書かれた国名や年代、プリントされた企業名や大学名を調べてみると、その服が生まれた背景が見えてきます。そこにロマンや面白さを感じられるかどうかで、古着の印象はかなり変わります。

次に「素材・作りの良さ」。触ってみると、昔のスウェットは生地が分厚くて裏起毛がしっかりしていたり、縫い目がとても丁寧だったりします。今の大量生産の服にはない味がそこにあります。ただ、パッと見ただけではわかりにくいので、最初は「触って比べる」のがおすすめです。同じようなパーカーでも、手にした瞬間に「おっ」と思う重みや質感の違いがわかるようになってきます。

最後に「今の服との組み合わせ」。古着だけで全身を固めると、どうしても「古臭い」印象になりがちです。古着の良さがわからないと感じる人ほど、まずはシンプルな無地Tやデニムなど、今持っている服に一点だけ古着を混ぜるところから始めるといいです。一点だけなら挑戦もしやすく、「なんかいつもより雰囲気があるかも」と感じられれば、そこから少しずつ古着の魅力が見えてきます。

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古着の値段と相場:高い・安いを見分ける基準

ビンテージアイテムを販売する古着屋

チェックポイント

・古着の値段の基本:Tシャツ・デニム・スウェットの相場目安
・古着相場を知ればボッタクリ価格を避けられる
・古着の値段が安い商品が必ずしもお得ではない理由
・オンラインと店舗で古着が高い/安いが変わるワケ
・これから価値が上がる古着を相場から見抜くコツ

古着の値段の基本:Tシャツ・デニム・スウェットの相場目安

古着相場をざっくり知っておくと、「これは高いのか安いのか」が判断しやすくなります。もちろんお店や地域、ブランドによって差はありますが、都市部の一般的な古着屋でのざっくりした目安を紹介します。ここでは、特に人気のTシャツ、デニム、スウェットに絞ってイメージをつかんでおきましょう。

アイテム安めのゾーン中間ゾーン高めのゾーン
Tシャツ1,000〜3,000円3,000〜8,000円8,000円〜数万円
デニム3,000〜6,000円6,000〜15,000円15,000円〜数十万円
スウェット2,000〜5,000円5,000〜15,000円15,000円〜数万円

安めのゾーンは、ノーブランドや現行品に近いものが多い価格帯です。状態が良ければ、日常使いには十分です。中間ゾーンは、人気ブランドや、少し古い年代のアイテムが入ってきます。ロゴやプリント、シルエットが今っぽく、ファッションとして楽しみやすいラインです。

一方、高めのゾーンは、ヴィンテージや希少モデルが中心です。例えば、シングルステッチの90sバンドTシャツや、赤耳付きのリーバイス501、チャンピオンのリバースウィーブなど、古着好きの間で有名なアイテムはここに入ってきます。古着の値段が高いと感じたときは、「これはどのゾーンなのか」「なぜこのゾーンにいるのか」を一度立ち止まって考えると、買い物の判断がしやすくなります。

古着相場を知ればボッタクリ価格を避けられる

古着相場を知らないと、「なんとなく雰囲気が良いから」と勢いで買って、後からネットで調べたら「もっと安く買えたじゃん…」となることもあります。もちろん、気に入った服を買うのは悪いことではありませんが、あまりにも相場から外れた高値で買うのは、ちょっともったいないですよね。

ボッタクリを避けるためにできることは、意外とシンプルです。まずは、よく聞く定番アイテムの相場だけでもざっくり頭に入れておくこと。たとえば、「リーバイス501のレギュラーモデルは、大体このくらい」「90sのプリントスウェットなら、だいたいこのくらい」というイメージがあるだけでも、極端に高いかどうかは判別しやすくなります。

次に、気になるアイテムがあったら、ブランド名やプリントのキーワードでスマホ検索してみること。フリマアプリやオークションサイトを見れば、だいたいの古着相場がわかります。同じようなものが明らかに半額くらいで出ているなら、「この店はちょっと強気な値付けだな」と判断できますし、逆にネットより安ければ「掘り出し物だ!」と自信を持って買えます。

大事なのは、「いつでも比べていい」という感覚です。お店に悪い気がしてその場で調べるのをためらう人もいますが、自分のお金を使う以上、納得して買うことの方がずっと大切です。相場感がついてくると、古着屋巡りそのものが、宝探しゲームのようにどんどん楽しくなっていきます。

古着の値段が安い商品が必ずしもお得ではない理由

「古着の値段が安い=得」とは限らないのが難しいところです。たしかに、1,000円以下のTシャツや、2,000円台のデニムを見つけるとテンションが上がりますよね。でも、冷静に考えると、「なぜここまで安いのか」という理由が必ずあります。その理由を理解せずに買うと、結局あまり着なかったり、すぐ手放したりして、トータルでは損をしてしまうこともあります。

よくあるパターンが、「状態が思ったより悪い」ケースです。店内の照明ではわかりにくかった汚れやシミ、家に帰ってから気づくほつれや破れ、ニオイなどがあると、結局クローゼットの中で眠ってしまいがちです。値段が安いときこそ、縫い目や首回り、袖口、脇のあたりをよくチェックするのがおすすめです。

もう一つは、「サイズが合っていない」パターンです。安さにつられて、少し大きいけどまぁいいか…と買ってしまい、実際にはバランスが取りづらくて着なくなることも多いです。古着はサイズ表記が当てにならないことも多いので、試着してシルエットを確認するのがベストです。どうしても試着できない場合は、普段着ている服の実寸と比べるなど、慎重に判断したいところです。

結果的に、少し高くても本当に気に入ってよく着る1着の方が、安いけれどほとんど着ない服よりずっと「コスパが良い」ことが多いです。価格だけではなく、「本当に自分のワードローブに必要か」「何パターンくらいコーディネートが思い浮かぶか」をイメージしながら選ぶと、安さに振り回されなくなります。

オンラインと店舗で古着が高い/安いが変わるワケ

最近は、フリマアプリやオンライン古着ショップも増え、「古着って結局どこで買うのが安いの?」と思う人も多いはずです。実は、オンラインと店舗では、同じようなアイテムでも値段の付き方が違うことがよくあります。それぞれの特徴を知っておくと、「これはネットで探したほうがいい」「これは実店舗で探すべき」と判断しやすくなります。

オンラインの強みは、圧倒的な品数と比較のしやすさです。検索すれば同じブランド、同じモデルがずらっと並ぶので、相場が見えやすく、掘り出し物も見つけやすいです。一方で、実物を試着できない、状態を完全には確認できないというリスクがあります。写真ではきれいに見えても、届いてみたら予想より色あせが激しかったり、ニオイが気になったりすることもあります。

店舗の強みは、やはり「実物を見て触れること」と「その場の雰囲気」です。手に取って素材を確認したり、試着してサイズ感を確かめたりできるので、失敗の確率は下がります。また、オンラインでは埋もれてしまいそうなマイナーブランドや、よくわからないけど妙に雰囲気のある服に出会えるのも、店舗ならではの楽しさです。その代わり、家賃や人件費などのコストがかかるため、オンラインより少し高めの設定になっていることもあります。

古着が高いと感じたら、「このアイテムはオンラインで探したらいくらくらいなんだろう」と一度検索してみるのも一つの手です。逆に、オンラインで気になるものを見つけたら、「こういう系統を扱っている店に行って、まずは試着してみよう」という使い方もできます。どちらか一方だけで完結させるのではなく、両方の良さをうまく使い分けるのが賢い楽しみ方です。

これから価値が上がる古着を相場から見抜くコツ

「どうせ買うなら、これから価値が上がる古着を選びたい」と思う人もいるはずです。もちろん、投資目的で考えすぎると疲れてしまいますが、「将来も人気が続きそうな1着」を選べると、長く満足して着られますし、手放すときにそこそこの値段で売れることもあります。

これから価値が上がる古着の条件としてよく言われるのは、①定番ブランドの古いモデル、②今はあまり注目されていないが作りが良いアイテム、③ニッチだけど熱いファンがいるジャンル、などです。たとえば、リーバイスの赤耳デニムやチャンピオンの古いスウェット、アウトドアブランドの90sジャケットなどは、すでに人気ですが、状態が良いものは今後さらに貴重になっていく可能性があります。

相場から見抜くコツとしては、「少しずつ値段が上がっているジャンル」に注目することです。フリマアプリの過去の取引価格をさかのぼってみると、数年前よりじわじわ高くなっているアイテムが見つかることがあります。また、雑誌やSNSで取り上げられ始めているけれど、まだ爆発的な値上がりはしていないブランドやカテゴリも狙い目です。

とはいえ、一番大事なのは「自分が本当に好きかどうか」です。たとえ価値が上がる古着でも、好みじゃない服は結局着ませんし、クローゼットの中で眠っていては意味がありません。将来のリセールバリューはあくまでおまけとして考えつつ、「好きで、長く着られて、結果的に価値も下がりにくい」くらいの感覚で選ぶのがおすすめです。

古着が高いブランドはどこ?買うべきもの・買わないほうがいいもの

Tシャツとジーンズを着用する男女

チェックポイント

・古着が高いブランドの代表例とその特徴
・古着で買ってはいけないアイテムのチェックリスト
・ロゴだけで選ぶと損?値段に見合わないブランドの見分け方
・これから価値が上がる古着ブランド・カテゴリとは
・古着の良さがわからない人向けのおすすめブランド

古着が高いブランドの代表例とその特徴

古着が高いブランドには、いくつかの「常連」があります。ナイキやアディダス、リーバイス、チャンピオンといったスポーツ・デニム系、ラルフローレンやトミーヒルフィガーなどのアメカジ系、さらにラグジュアリーブランドのヴィンテージなどです。こうしたブランドは、もともとの知名度が高く、古いアイテムにコレクター需要もあるため、古着でも値段が下がりにくいのが特徴です。

たとえば、リーバイスのヴィンテージデニムは、その年代やディテールによって価格が大きく変わります。パッチの形やステッチ、赤タブの表記など、細かい部分で「これは何年頃のモデルか」がわかるため、古着屋の店頭ではそうした情報がタグに書かれていることも多いです。古い年代で状態が良いものほど、古着の値段は高くなります。

スポーツブランドでは、90年代のビッグロゴスウェットやナイロンジャケットが人気で、古着の値段が高いゾーンに入りやすいです。チームロゴや企業ロゴが入ったアイテムも、デザインによっては高値がつきます。ハイブランド系では、ロゴが控えめでもシルエットや素材の良さから人気があり、新品の定価から見ても「思ったより値崩れしてないな」と感じるものも多いです。

こうした「古着が高いブランド」は、初心者にとっては少しハードルが高く感じるかもしれませんが、相場を知っておくと、掘り出し物を見つけたときにすぐに気づけるようになります。「これはブランド名で高いのか、それとも本当にレアだから高いのか」を見分ける意識を持つことが大切です。

古着で買ってはいけないアイテムのチェックリスト

古着買ってはいけないアイテム、という言い方は少し強いですが、「できれば避けた方がいい」「初心者にはおすすめしにくい」タイプはたしかに存在します。失敗しがちなアイテムをあらかじめ知っておくと、ムダな出費や後悔を減らすことができます。

チェックポイントをざっくりまとめると、
✅ 体に直接触れる部分が傷んでいるもの(インナーに近いアイテム、靴の中など)
✅ カビ臭や強いタバコ臭がするもの(洗っても取れにくい場合が多い)
✅ ほつれや破れが広範囲にあるもの(自分で直せないならコスパが悪い)
✅ ブランドタグや品質表示が完全に取れていて正体不明なもの
✅ 明らかに偽物の可能性が高いハイブランド品

特に注意したいのは、ニオイとダメージです。色落ちや多少のプリントひび割れは「味」として楽しめることもありますが、カビ臭や湿気臭、強いタバコ臭は、家に持ち帰ると部屋にまで広がることがあります。クリーニングに出しても完全には取れないケースもあるので、少しでも気になるニオイがしたら、基本的にはやめておくのが無難です。

また、ダメージ加工と本当に傷んでいるだけのものの違いも見極めが必要です。膝の破れや裾のほつれなど、スタイリングとして活かせるダメージならアリですが、縫い目が裂けている、ボタンが複数なくなっているなど、着るのに問題がある部分のダメージは要注意です。お店によっては補修前提で安く出していることもありますが、自分で直せないなら結局お金と手間がかかってしまいます。

ロゴだけで選ぶと損?値段に見合わないブランドの見分け方

古着屋で有名ブランドのロゴを見ると、ついテンションが上がってしまいますよね。でも、「ロゴが有名だから」という理由だけで選ぶと、値段に見合わない買い物になってしまうことがあります。大事なのは、ロゴではなく「デザイン」「状態」「自分に似合うかどうか」です。

たとえば、ラルフローレンのシャツやニットは古着でも人気がありますが、中にはシルエットが古すぎて今のファッションに合わせづらいものもあります。逆に、ノーブランドでも色や形が今っぽくて、着てみるとすごくしっくりくるものもあります。古着の良さがわからないと感じる人ほど、「ブランド名」よりも「鏡に映った自分」を優先して選んでみると、新しい発見があるはずです。

値段に見合わないブランドを見分けるコツとしては、同じブランドの他のアイテムと比べてみることです。「この店のこのブランドだけやたら高いな」と感じたら、一度フリマアプリなどで同ブランドの古着相場をチェックしてみましょう。相場よりかなり高く感じるなら、その店はブランド名に頼った値付けをしている可能性もあります。

また、「ロゴが大きければ大きいほど良い」というわけでもありません。さりげない刺繍ロゴや、タグだけのミニマルなデザインの方が、大人っぽく着られることも多いです。古着は長く着ることを前提に選ぶと、派手なロゴよりも、シルエットや素材を重視する目線が自然と身についてきます。

これから価値が上がる古着ブランド・カテゴリとは

これから価値が上がる古着、と聞くと「どのブランドを買えば儲かるの?」と投資目線で考えがちですが、実際にはもう少しゆるく考えた方が楽しめます。ポイントは、「今すでに人気があるけれど、まだギリギリ手の届くゾーン」「作りが良いのに、現時点では過小評価されているゾーン」を見つけることです。

具体的には、アウトドアブランドやスポーツブランドの90〜00年代あたりのアイテムは、今後もじわじわ注目され続ける可能性が高いです。パタゴニア、ノースフェイス、コロンビアなどのフリースやナイロンジャケットは、機能性が高く、デザインも今のストリートスタイルと相性が良いので、「これから価値が上がる古着」の候補としてチェックしておくと面白いです。

また、日本のドメスティックブランドや、昔のセレクトショップオリジナルも、作りがしっかりしているわりに評価が追いついていないことがあります。タグを見て「どこのブランドだろう?」と思ったら、スマホで検索してみるクセをつけると、思わぬ掘り出し物に出会えることがあります。

大事なのは、「誰かが評価しているから」ではなく「自分が着て良いと思えるかどうか」です。価値が上がるかどうかは結果論ですが、「今も好きで、将来も着られそうで、もし手放してもそこそこの値段がつきそう」という服を選べれば、自然と失敗の少ない買い物になっていきます。

古着の良さがわからない人向けのおすすめブランド

古着の良さがわからない、でもちょっと興味はある…そんな人におすすめなのが、「ハズれが少なく、日常コーデに取り入れやすいブランド」です。いきなりコレクター向けのヴィンテージに手を出す必要はまったくありません。まずは、普段着として使いやすいところから始めるのが一番です。

たとえば、ラルフローレンのシャツやニット、カーディガンは、古着でも状態が良いものが多く、きれいめにもカジュアルにも使いやすいです。ロゴがワンポイント入っているだけのシンプルなデザインなら、初めてでも挑戦しやすいはずです。トミーヒルフィガーやラコステ、フレッドペリーなども、シンプルなポロシャツやスウェットなら普段のコーデにかなり馴染みます。

スポーツブランドなら、ナイキやアディダスの無地に近いスウェットやパーカー、小さめロゴのTシャツあたりから試してみると取り入れやすいです。あまり奇抜な色やビッグシルエットを選ばず、自分がいつも着ているサイズ感に近いものを選ぶと、「思ったより普通に使えるじゃん」と感じられるはずです。

最初のうちは、「これぞ古着!」という攻めたデザインよりも、「よく見たらタグが古い」「よく見るとロゴがちょっと昔っぽい」くらいのさりげないアイテムの方が、日常生活で活躍してくれます。そこで少しずつ古着に慣れてきたら、徐々に色や柄で遊んでみると、自分なりのスタイルが見つけやすくなります。

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古着屋で損しないために:売るとき・買うときのリアルな話

Tシャツがかかったハンガー

チェックポイント

・古着屋はいくらで売れる?買取の仕組みとざっくり相場
・フリマアプリと古着屋、どっちが高く売れる?
・古着が高いと感じたときの値引き交渉のコツ
・古着の値段が安い店の見極め方と注意点
・初心者がやりがちな失敗パターンと回避法

古着屋はいくらで売れる?買取の仕組みとざっくり相場

「これ、古着屋に持っていったらいくらで売れるんだろう?」と気になったことがある人も多いはずです。結論から言うと、古着屋での買取価格は、販売価格の2〜3割くらいになることが多いです。もちろんブランドや状態によって変わりますが、「売値の半額以上で買い取ってもらえることはあまりない」と思っておくと現実に近いです。

古着屋の買取の仕組みはシンプルで、「売れそうかどうか」「売れたとしていくらで売れるか」を見て値段を決めています。人気ブランドやトレンドのアイテム、状態の良いものは高く評価されやすく、ノーブランドでデザインも普通、状態もそこそこという服はどうしても安くなりがちです。また、シーズンも大きく影響します。冬物のコートは夏に持っていくより、秋〜冬に持っていった方が高くなりやすいです。

ざっくりしたイメージですが、
・ファストファッション系…1点数十円〜数百円
・人気カジュアルブランド…数百円〜2,000円前後
・ハイブランド・人気ストリートブランド…数千円〜それ以上
くらいの感覚で考えておくと、ショックが少なく済みます。思い入れがある服ほど、買取価格が安く感じてしまいますが、お店側も在庫リスクを抱えているので、ある程度シビアな値付けになるのは仕方のない部分もあります。

フリマアプリと古着屋、どっちが高く売れる?

古着屋に持っていくか、フリマアプリで売るか。これはかなり悩ましい選択ですが、「お金」「手間」「時間」のバランスで考えるのがポイントです。単純に高く売れる可能性が高いのはフリマアプリですが、その分、自分でやることも増えます。

フリマアプリで売る場合、写真撮影、商品説明、値段設定、質問対応、梱包・発送などをすべて自分で行う必要があります。その代わり、人気ブランドやトレンドアイテムなら古着屋より高く売れることも多く、自分で価格調整もできます。「少しでも高く売りたい」「時間と手間をかけてもいい」という人には向いています。

古着屋に持ち込むメリットは、とにかく楽なことです。その場で査定してもらって現金化できるので、引っ越し前の整理や、クローゼットを一気に片付けたいときにはとても便利です。ただし、先ほど書いたように、買取価格はどうしても抑えめになります。「そこまで高く売れなくてもいいから、とにかく手放したい」という場合に向いています。

おすすめの使い分けとしては、「人気ブランドやまだ新しい服はフリマアプリ」「ノーブランドや安くてもいい服は古着屋」というように、アイテムによって売り方を変えることです。全部を一つの方法に絞るのではなく、うまく組み合わせることで、手間と回収額のバランスを取りやすくなります。

古着が高いと感じたときの値引き交渉のコツ

古着が高いと感じたとき、「もうちょっと安くならないかな…」と思うこともありますよね。ただ、日本の古着屋では、あからさまな値切り交渉はあまり一般的ではなく、やり方を間違えるとお店側も気まずくなってしまいます。とはいえ、少しの工夫でお得になることもあるので、自然な範囲でできるコツを紹介します。

一番やりやすいのは、「まとめ買い」です。Tシャツを3枚、デニムとスウェットをセットで、など複数点をレジに持っていったときに、「もしまとめて買ったら少しお安くなったりしますか?」と聞いてみる方法です。断られても当たり前、くらいの軽いテンションで聞けば、お店側も嫌な気持ちにはなりませんし、OKが出ればラッキーです。

また、イベントやセールのタイミングを狙うのも賢いやり方です。オープン記念やシーズンの入れ替え時期、週末限定セールなどは、古着の値段が一気に下がることもあります。お店のSNSをフォローしておけば、そうした情報をいち早くキャッチできます。値段交渉が苦手な人でも、この方法なら自然にお得に買い物できます。

どうしても1点の価格が気になるときは、「これ、すごく気になっているんですけど、他の似たアイテムと迷っていて…」と、正直な気持ちを伝えてみるのもアリです。その上で、「もし少しでもお安くなるなら、今日決めちゃおうと思ってるんですけど」と付け加えると、お店によっては検討してくれることもあります。ただし、無理に押しすぎず、「ダメなら仕方ない」というスタンスを忘れないことが大切です。

古着の値段が安い店の見極め方と注意点

「ここ、古着の値段安い!」と感じるお店はテンションが上がりますが、同時に注意したいポイントもあります。安いには安いなりの理由があることが多いので、その理由を理解した上で楽しむのが大事です。

古着の値段が安い店のパターンとしては、
・仕入れ元とのコネクションが強く、まとめて安く仕入れている
・検品やクリーニングを最小限にしている
・とにかく回転率重視で、どんどん売っていきたい
などが挙げられます。良いパターンは1つ目で、こうした店では、状態もそこそこで掘り出し物に出会いやすいです。一方で、2つ目と3つ目のパターンでは、状態チェックを自分でしっかりやる必要があります。

注意したいのは、汚れやダメージ、ニオイのチェックです。安さにテンションが上がっていると、細かい部分を見落としがちですが、家に帰ってから「しまった…」となることも多いです。特に、白Tシャツやスウェットなどは、脇の黄ばみや首元のヨレを必ず確認しましょう。また、照明の暗い店では、スマホのライトで生地を照らしてみると汚れが見えやすくなります。

逆に言えば、「状態チェックさえ頑張れば、安い店はめちゃくちゃ楽しい」とも言えます。宝探し感覚で1点ずつじっくり見ていく時間も、古着屋ならではの醍醐味です。「この価格帯なら多少のダメージは気にしない」と自分の許せるラインを決めておくと、安心して楽しめます。

初心者がやりがちな失敗パターンと回避法

古着初心者がやりがちな失敗には、いくつかの定番パターンがあります。代表的なのは、①サイズを妥協して買ってしまう、②雰囲気だけで選んでコーディネートできない、③その場のテンションで買いすぎる、の3つです。これらはちょっとした意識でかなり防げます。

まず①サイズ問題。古着はブランドや年代によってサイズ感がバラバラなので、「Lだから大丈夫だろう」とタグだけを見て判断するのは危険です。必ず試着するか、試着できない場合は実寸を確認しましょう。特に肩幅と着丈は重要です。普段よく着ている服のサイズを測っておき、それと比べるようにすると失敗が減ります。

②の「雰囲気だけで選ぶ」パターンは、店ではかっこよく見えたのに、家に帰ると「これ、どう着ればいいんだ…」となるケースです。これを防ぐには、「手持ちの服のどれと合わせるか」を具体的にイメージしてから買うことが大切です。頭の中で2〜3パターンのコーディネートが思い浮かべば、その服はきっと活躍してくれます。

③の買いすぎ問題は、古着屋巡りが楽しくなってくると誰でも一度は通る道です。「その日しか出会えないかも」という気持ちはわかりますが、予算をあらかじめ決めておくと暴走を防ぎやすくなります。たとえば、「今日はTシャツなら2枚まで」「1万円まで」とざっくり決めておき、それを超えそうになったら一度カゴの中身を見直すクセをつけるといいです。

古着ブームのこれから:本当に買うべき古着と付き合い方

古着はなぜ高い?

チェックポイント

・「古着ブームは終わり?」と言われる理由と実際のところ
・長く着られて、これから価値が上がる古着の条件
・古着はなぜ人気なのか:サステナブル・個性・歴史の視点
・古着の良さがわからない人が楽しめる入り口アイテム
・値段に振り回されない、損しない古着との付き合い方
・この記事のまとめ

「古着ブームは終わり?」と言われる理由と実際のところ

「古着ブーム終わり」といった言葉を耳にすることも増えてきました。たしかに、何年も前と比べると「古着=安くてお得」というイメージは薄れ、価格も上がっています。そのせいで、「もう古着はオワコンなのでは?」と感じる人もいるかもしれません。

ただ、実際のところは、「昔ほどの爆発的ブームではないが、文化として定着してきた」というのが近い感覚です。ブームの初期に比べて、古着を扱う店もフリマアプリも増え、選択肢はむしろ広がっています。一方で、良いアイテムは取り合いになりやすく、価格も情報化されているため、「激安で掘り出し物を大量ゲット」という時代ではなくなってきました。

また、古着はなぜ人気なのかのところでも触れたように、サステナブルな観点や個性を大事にする価値観は、これからも簡単にはなくならないでしょう。ブーム的な派手さは落ち着いてきたとしても、「新しく服を買うときの選択肢のひとつ」として、古着が残り続ける可能性は高いです。

大事なのは、「ブームだから買う」のではなく、「自分が好きだから選ぶ」という感覚に切り替えることです。ブームが落ち着いた今だからこそ、周りの目を気にせず、自分なりのペースで古着と付き合えるタイミングとも言えます。

長く着られて、これから価値が上がる古着の条件

これから価値が上がる古着を選ぶときに大事なのは、「トレンド」だけではなく「普遍性」を見ることです。つまり、流行り廃りに左右されにくく、10年後に見ても古臭く見えにくいデザインや形を選ぶことが、結果的に価値を守ることにつながります。

たとえば、シンプルなデニムジャケットや無地に近いスウェット、ベーシックなステンカラーコートなどは、時代を問わず着られることが多いです。そこに、年代特有のディテールや縫製、タグなど、その服ならではの要素が加わることで、古着としての価値が出てきます。「奇抜さ」ではなく「ベーシックさ×古さ」のバランスを意識すると、長く愛用できる1着に出会いやすくなります。

また、素材選びも重要です。ウール、リネン、コットン100%など、天然素材のものは長持ちしやすく、経年変化も楽しめます。レザーも、手入れをしながら長く使える素材です。逆に、劣化しやすい合皮や、テロテロの薄いポリエステルなどは、見た目は良くても寿命が短いことがあります。

「これから価値が上がる古着」と聞くと難しく感じますが、「未来の自分がまた着たいと思うか」「人に譲るときに胸を張って渡せるか」という目線で選ぶと、自然と良いものに手が伸びるようになります。

古着はなぜ人気なのか:サステナブル・個性・歴史の視点

改めて、古着はなぜ人気なのかを整理してみると、その背景には「サステナブル」「個性」「歴史」という3つのキーワードがあります。これらは単なるファッションの流行ではなく、今の時代の価値観とも深くつながっている部分です。

まずサステナブルの視点。大量生産された服が大量に捨てられている現実に対して、「まだ着られる服を活かしたい」「環境への負担を少しでも減らしたい」という意識を持つ人が増えています。古着はその具体的なアクションの一つとして選ばれやすく、「オシャレしながら環境にも配慮できる」という点が支持されています。

個性の面では、「誰ともかぶりたくない」という気持ちが大きな原動力になっています。同じブランド同じアイテムが簡単に手に入る時代だからこそ、「自分だけの1着」に価値を感じる人が増えています。古着の一点物という性質は、まさにその欲求にぴったりハマっています。

最後に歴史の視点。古着には、その服が作られた時代の空気や文化が刻まれています。80年代のスポーツウェアには当時のスポーツブームが、90年代のストリートウェアにはヒップホップカルチャーが、ミリタリーウェアには兵士たちの日常が反映されています。ただの「中古の服」ではなく、その背景も含めて楽しむ人が増えていることが、古着人気を支えていると言えます。

古着の良さがわからない人が楽しめる入り口アイテム

古着の良さがわからないと感じる人でも、入り口として挑戦しやすいアイテムはいくつかあります。ポイントは、「清潔感を保ちやすい」「コーデに取り入れやすい」「あまり古着っぽく見えすぎない」の3つです。

まずおすすめなのが、シャツとスウェットです。特に無地や控えめな柄のものは、普段のコーデにそのまま馴染みます。ラルフローレンのボタンダウンシャツや、無地に近いチャンピオンのスウェットなどは、きれいめにもカジュアルにも使いやすく、古着の最初の一歩としてぴったりです。

次に、アウター類。デニムジャケットやミリタリージャケット、シンプルなナイロンジャケットなどは、インナーをいつもの服にすれば、そこまで「古着っぽさ」が出すぎません。少しオーバーサイズ気味のシルエットを選ぶと、今風の着こなしにも合わせやすいです。

逆に、最初から挑戦しにくいのは、強いニオイが残りやすいアイテムや、肌に直接触れる時間が長いアイテム(インナーや靴など)です。このあたりは古着に慣れてからでも遅くありません。まずは「見た目とシルエットで楽しめる表側のアイテム」から入っていくと、自然と古着への苦手意識が薄れていきます。

値段に振り回されない、損しない古着との付き合い方

最後に大事なのは、「値段に振り回されない」ということです。古着はなぜ高いのかを知ることも、古着の値段が安い理由を理解することも大切ですが、最終的には「自分が納得できるかどうか」が一番の基準になります。

損しない古着との付き合い方としては、
・予算を決めて、その範囲で楽しむ
・相場をざっくり把握しておく
・本当に着たいかどうかを、鏡の前でしっかり考える
・着なくなったら売る・譲る前提で、状態を大事にする
といったポイントを押さえておくと安心です。

また、「高いから良い」「安いからダメ」といった極端な考え方から離れることも大切です。5,000円でも毎週着たくなる服なら十分に価値がありますし、2万円でもクローゼットの奥で眠ってしまう服なら高い買い物と言えます。「1回あたりいくらで着ているか」という感覚で見ると、コスパの本当の意味が見えてきます。

古着は、うまく付き合えばファッションの幅を大きく広げてくれる存在です。相場やブランドに詳しくなるのも楽しいですが、一番は「気分が上がるかどうか」。値段はその次くらいの感覚で向き合えると、もっと自由に古着を楽しめるようになります。

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「古着はなぜ高い?古着ブームの裏側と損しない選び方【相場・ブランド・今後の価値】」のまとめ

古着はなぜ高いのか、その裏側には「良い古着が減っていること」「世界的な人気で取り合いになっていること」「お店側のコストが上がっていること」といった現実的な理由があります。一方で、「古着の値段が安いものが必ずしもお得ではない」「高い古着にも、コレクター需要や歴史的な価値がある」といった視点を持つことで、ただの安い・高いだけではない世界が見えてきます。

古着相場をざっくり知っておけば、ボッタクリを避けたり、掘り出し物を見抜いたりしやすくなります。オンラインと店舗の違いを理解し、売るときには古着屋とフリマアプリをうまく使い分けることで、買う側としても売る側としても損を減らせます。古着買ってはいけないアイテムの特徴や、初心者がやりがちな失敗パターンを頭の片隅に入れておくと、ムダな買い物も減るはずです。

そして何より大事なのは、「自分が本当に好きかどうか」という基準です。これから価値が上がる古着を狙うのも面白いですが、未来のリセールバリューはあくまでおまけ。長く着られて、自分の気分が上がる服を選ぶことが、結果的に一番コスパの良い選び方になります。ブームが落ち着いてきた今だからこそ、値段に振り回されすぎず、自分のペースで古着との付き合い方を見つけていきましょう。